The Fourteenth Goldfish 読了
引き続き多読ネタ
The Fourteenth Goldfish を読み終えました。
概要
YL 4付近? 25,000語程度
ちょっとマイナーな書籍ですね。多読王国 でもそんなにレビューがついていません。
が、Amazonのほうだとレビューが多く(特に海外の方)、高評価だったので買ってみました。
主人公は11歳の女の子。科学者のおじいちゃんが自分の発明した薬で13歳になってしまい一緒に生活するというお話です。
話の過程(特に後半)で、「老いること」「自分にとっていいこと、他人にとっていいこと」など結構哲学的なお話が出てきます。
夏休みの課題図書のようです(笑)
感想
なかなかに面白かったです。とくにおじいちゃんがぶっとんでて楽しい。
科学者の思考回路がまたなかなかに面白い。「やってみなきゃわからん」「失敗なんて成功の過程」的なヤツ。似た畑にいるので軽く共感できてしまうのがまた(笑) それに主人公がどんどん感化されていくのもまた面白いです。
一方でタイトルの金魚はよくわからず。最初と最後にちょろっと出てくるぐらいで、そんなに重要なアイテムには見えませんでした。まぁタイトルなんてそんなものかもしれませんが。
英語はWonder同程度でしょうか? 多読王国だと YL3.5 扱いですが、それよりは難しいです。
個人的な感覚だとYL3.5は「語彙制限本」。自分がすらすら読めるミステリーものぐらいの難易度という印象ですが、明らかにそれよりは難しいです。文法も語彙も。
長さもYL3台の書籍の2倍ぐらいありますし、YL3.5は低いかなと思いました。個人的には YL4 ちょっとに感じます。
Kindleだと500円切る価格で2万語オーバー。コスパが非常によく、コスパ目当てで買った割に結構楽しめました。
長すぎないのもいいです。週末2日がんばればなんとかなるレベル。
もし程よいレベルとコスパが良い本をお探しならオススメしたい本です。
1万語付近は慣れたからステップアップ、という用途にもいいと思います。