プログラマ英語学習日記

プログラミングと英語学習のまとめなど

英語勉強総振り返り

2019年度も終わることですし、今までの勉強総振り返りをしてみました。

全国的に自宅自粛ムードで、英語の勉強でもしてみようか?という人の参考になれば幸いです。

この記事をみて「こんなに時間かかるならやっぱり英語やめた」もアリだと思います。それはそれでこの記事が役に立ったといえますので。

勉強時間

まずはシートをドン!

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一日あたりの勉強時間は目安程度に。帰宅が遅い日は少ないですし、逆に休日は多くなります。散歩/車内でのシャドウイング、キッチンの聞き流しは集計から除外してます。
表のグレー部分は体調・仕事の面でほとんど勉強してなかった時期です。2019年ズタボロですね...そりゃTOEIC伸びないわ...

今までのトータル1500時間。休息期抜きだと一日平均2時間、込だと平均1.5時間というところ。決して多くはないですね...(反省)
だいたいTOEIC400点から900点に達するのが1500時間付近と言われています。自分はまだ750点。相当効率悪いといえるでしょう。


完全マップの実例サイトや他の実践者のブログおよび自分の感覚からですが、上達マップは700点から伸び悩む傾向がある と思います。
そりゃね、児童書読むよりはTOEIC問題文を読んだほうが問題なれしますからね...リスニングもですが、似たような英文パターンにたくさん触れるほうが強いですし。

そんなわけで「TOEICスコアが必要」という人は完全上達マップをオススメしないです。


各ステージ詳細

で、各種勉強ですがほぼ完全マップの通りなっているはずです。

  • 勉強開始前:TOEIC 580点 (勉強時間とTOEICスコアから回帰線を引いた予測値)
  • Stage1:基礎文法/音読/英作文。終了時:620点
  • Stage2:高校文法/音読/シャッフル英作文/精読。終了時:765点
  • Stage3:語彙/プレ多読を主体に残りを適当に。まだ途中: 760点。停滞

自分で言うのもなんですが、ここまで完全マップに忠実なやり方をしてるブログはそう多くない と思います(笑)。プレ多読がやや早かった程度でしょうか。

完全マップやってみた系ブログはだいたいが、「元からハイスキル(半年で850とか)」「途中からTOEIC問題集依存」という印象ですね... 10ヶ月の人は元祖にして最も忠実にマップを行っているのがすごい


Stage.1

教材

  • 文法
    • シグマ英文法
  • 瞬間英作文
    • どんどん(基礎) → ぽんぽん(パターンプラクティス)
  • 音読
    • みるみる音読

上の表のTOEICスコアのとおり、 Stage1ではほぼTOEICスコアが伸びてない のがわかります。これは自分が元から英語のカンファレンス動画をみてて、初期からリスニング350点を叩き出してしまったせいです。ReadingもStage1は伸びなかったのはショックですが...

この経験からも、上達マップはリスニング特化型には無駄が多いと感じています。古典的受験英語あがりの文法特化の人向けではないかと。
リスニング得意な人は音読の回数を減らしてOKでしょう。

音読/文法に効果を感じなかった一方、このころにもっとも効果を感じていたのが 瞬間英作文 です。TOEICスコアはともかく、実運用という点では英語のでるスムーズさが桁違いになります。


Stage.2

教材

  • 文法
    • Forest英文法/問題集 → レベル別
  • 英作文
    • シャッフル瞬間英作文 → 速読英単語入門編
  • 音読
    • ぐんぐん音読(みるみるの一個上,絶版)→ Core1900前半
  • 精読
    • 魔法の読解ノート → 基礎英文問題精講
  • プレ多読
    • 図書館メイン。YL 0.1-2.0

スコア停滞したので一番気合いれてたのがこの時期です。おかげで終了時には TOEIC765点 に跳ね上がりました。とはいえStage1の倍近く費やしています。

しかしTOEICと裏腹に、あまり上達した実感はありませんでした(今もありませんが...)。速読英単語入門編を瞬間英作文に使ったおかげか、やや複雑な英文でもでてくるようになった、程度でしょうか。
どちらかというと、マップ範囲外の プレ多読 が効果あったように思います。明らかに英文を読む速度があがりました。


反省点は Core1900 でしょうか?リピーティングに使うには英文が長すぎて結果暗記になってしまいました。すごい時間使った割に効果なかったなと。
またCore1900は無理に時事英語を扱ってる反動で、ターゲット単語を超える単語が頻発する、長い固有名詞が多すぎるのがよくないと思います。今やるなら姉妹品「速読英単語」にするでしょう。

ただしJapanTimesなどを見るときは威力発揮します。「あぁ、見慣れた英文パターン」になります(笑)。「人名, 役職, 動詞」というパターンなどですね。


Stage.3

まだ途中ですが振り返り。

  • 英作文
    • 最重要構文530 → DUO
  • 音読(むしろ発音かも)
    • DUO → Core1900後半
  • 語彙
    • DUO → SVL1~3
  • プレ多読
    • 語彙制限本主体。YL3.0-5.0
  • 精読
    • 英文解釈教室(最近始めました)

最大の反省点は体調ですね...仕事忙しいは外部要因なのでしょうがないとしても、ストレスから体調がやられてて英語どころではありませんでした。

原因は 休息不足。「たまには一日旅行いきたい>英語やらなきゃ」のせめぎあいでずっと英語を優先してました。平日も「ちょっと遊びたい>それより英語」でした。 仕事の残業も増え始め、両方の影響でストレスがたまりすぎたようです。

みなさん、たまには休みましょう。他の人が一日3時間オーバーだったとしても本人に適切な量は違います(生活リズムが違いますし)。他人を参考にするのはいいですが比較はダメですね。
今は無理に勉強時間を増やしたりしない&少なくとも月に一日ぐらいは完全休息をいれるようにしてます。

そんなわけでTOEIC停滞です。まぁ根本的に勉強時間が少ないのと、さすがに2018年11月は点数が上に振れすぎだと思うので妥当なところ。


勉強方法ががらっと変わり、かつ管理が難しくなるのがStage3です。語彙と多読がメインなのですが、ここに音読/瞬間英作文をどの程度いれるのかが難しい。
特に語彙は一気に伸ばしたい、多読もストーリーを忘れないよう一日に一定時間はほしいのでどうしても残りの勉強が不足気味になります。

語彙はAnkiを使ってる以上、さぼれません。さぼると翌日の量が増えて破綻する。多読もさぼるとストーリーを忘れて楽しめないんですよね。
つまりこの2つで毎日一定時間食われます。のこりの少ない時間をどう配分するか...

未だにどうすべきかがわかりません。正直誰かの指導がほしいです。


教材別として反省が構文530でしょうか?Ankiの使い方を把握しきってないのもあり、だいぶ回り道してしまいました。またこれは文法に振り分けたほうがいい。完全に暗記で、英作文してる感覚はゼロでした。が、やや特殊な構文に強くなり多読/精読で役に立ってるのは事実です。

DUOはリスニング教材としても使い、一つ一つの英文をしつこくシャドウイングしてまいた。このため単語数の割に時間かかってます。SVLはAnkiに入力してるだけで本としては使ってません(笑)
うわさどおりDUOはいい教材ですね。前評判は伊達じゃない。最近は日本語→英語の瞬間英作文として使い始めました。単語/音読/英作文としゃぶりつくしてます(笑)


多読はムラが多く気合いれてるときとそうでないときの差が激しいです。80万付近まで語彙制限本、その後ヤングアダルト系やノンフィクションに手を出しています。

が、ノンフィクションに手を出してから「構文がぱっとつかめない、立ち止まって読んでもわからない」ことがあり、精読ももう一度やり直すことに決めました。そのため名著「英文解釈教室」が今月から始まっています。こちらも噂通りの高難易度。読み切るのに数ヶ月かかる見込みです。


あとは余裕あるときに音読少々。リスニングは苦手なのでもっと気合いれたほうがいいのかもしれませんが、どうしても多読と語彙におされてしまっています。

とくに語彙。Ankiでこなさなければならない量が少しずつですが確実に増えてきて、当初一日15分だったのが今は1時間近くつかってしまってます。今の9000語レベルを終えたら一旦新規追加をやめて、一日にこなす量を減らそうと思っています。


まとめ

以上がいままでの勉強のまとめです。本当に長い旅ですね。少なくともAランク到達まではがんばりたいです(笑)。そこまでいけばStage4。日常的に英語のニュースを読む等になり、勉強ではなくなるでしょう。

まだまだStage3が続きそうです。無理せず自分のペースで長く続けていこうと思います。

が、課題はTOEICでしょうか。この調子だと5月のTOEICもないと思うので、9月のTOEICになりそうです。さすがに9月はあると信じたい。
みなさんも自宅自粛でストレスかとは思いますが、健康には気をつけましょう。


今月多読レビュー

最後、簡単に今月の多読レビュー

  • Factfulness 7万語?
    • 多読王国では10万語ですが、これあとがきや参考文献一覧込かな?(20%ぐらい残してメインコンテンツは終わったため)
    • よくわからないので7万語でカウントしました。
    • 著者の自慢話+経験談が多すぎるのがネック。同じ内容がしつこい。
    • 内容自体は全部賛同はできないものの、メディア報道を冷静に見る上で一度読んだほうがいい と思います(むしろ日本語版を)
  • Among the betrays 3万4000語
    • ShadowChildren第三弾。主人公交代
    • 相変わらず重苦しい雰囲気がつづいて読むのがつらい
    • 今回はあまり最後のどんでん返し!みたいなのがなくちょっとガッカリ
    • 次には進まないと思います。
  • Master of the Game
    • 途中。まだ25%ほど。
    • 語彙制限本か?というぐらいの簡単な文の途中に、たまに難しい単語/構文の文が入る印象。
      • 後者がYL増加の原因かな? 前者だけならYL5以下に感じます。
    • 来月いっぱいかかりそう

上記にも書いたとおり、精読が気になりはじめたので「英文解釈教室」をやってます。この都合で多読量が減っています。しばらく精読がんばるぞ!