プログラマ英語学習日記

プログラミングと英語学習のまとめなど

A Promised Land レビュー

以前から読んでいるとちょろっと書いていた本 Barack Obama著 A Promised Land、ようやく読み終えました。ながかった

原著が2020年11月発売で、12月購入。すでに日本語訳も発売されており(集英社「約束の地 大統領回顧録 I」)読まれた方も多いと思いますが、軽く紹介&レビューでも

内容

日本語版副題が示すとおり、オバマ元大統領の自身による振り返りですね。書籍冒頭にあるとおり膨大な量になり2巻に分かれる予定で、これは上巻にあたります。下巻は8月下旬現在未発売です。

ただし 日本語版の上下巻とは異なります。英語の上巻が、日本語では上下巻に分かれたようです。

日本語版の上下巻と混乱を招くので、今回読んだ英語版は英語版の表記にあわせ Vol1,2 と表記/区別します。日本語版も「大統領回顧録 I 上/下」です。今回は日本語版の上下巻両方に相当する英語版を読んだことになります。


Vol1にはオバマ元大統領の幼少期から大学自体、そして議員を経て大統領(2009年)になりビンラディン暗殺(2011年)までが書かれています。
意外と短いですよね。てっきり一期目の任期分かと思ったのですが、大統領になってからわずか2年分しかありません。つまり彼の大統領任期の 1/4 程度です(このせいで日本語の上巻相当しか読み終えてないと勘違いしてた)。

Vol1のうち殆どが大統領任期中のもので、大学や議員時代は結構サラッと流されます。大統領時代になると急に描写が事細かく、長くなります。


レビュー

めちゃくちゃ長かったです。しかもこれで読み終えたのはVol1にすぎないのだからもうね...自分の語彙レベルを少し超えており読みづらかったのもあり楽しみきれませんでした。


ぶっちゃけますと日記です。時系列順に大統領期間に発生した出来事(災害や戦争含む)/会合/選挙などのことが、裏側で働いてくれたメンバーとともにずらずら書かれているものです。
詳細に綴られているのですが、本当にだらだらと書かれています(笑)。

また暴露本などではないので、描写の中心となるのはメディア報道された部分+アルファ。つまりあまりおもしろくない(笑)。書籍にかける範囲で事実が淡々と書かれているだけ、といっても過言ではありません。野党との駆け引きがちょっと書かれている程度でしょうか。


なので半分に行く前にかなり読み飽きてしまいました。読むのがめちゃくちゃ遅かった理由はこれです。 英語版のレビューでも「Boring」とありますが納得。事実の羅列で単調なのです。

基本的な流れとしては

  1. なにかが起こる
  2. プロジェクト発足&メンバー収集
  3. メンバーの紹介。ご丁寧に略歴つき
  4. 票を集めたり草案ねったりミーティングしたり
  5. Finish! We can Change!

これの繰り返しですね、えぇ...

一番おもしろかったのは幼少期から大学時代 だったり。このへんはさすがに全然知らなかったことですからね。この部分を読んでいたときはかなり興奮してました。

とはいえ国家運営というのはアクシデント続きで大変だなーと実感させられます。あと派閥対立がめんどくさすぎ。独裁は(うまくいってるうちは)強いんだなと認識しました。


まだVol2未発売ですが今の所購入予定はナシです。これをもう一回繰り返すのはつらすぎる...読むなら日本語版ににげます(笑)
ただ選挙関係の用語などはそこそこ覚えることができた...気がします。

次は得意な実用書を読もうかと思っています。まだいくつかのKindleサンプルを読んでる段階で未確定です。反動で短いものにしたい。また読み終えたらレビューします!