1月多読レビュー
2020/01多読レビュー
次のTOEICまで多読強化月間!ということでがんばっており、恒例の多読レビューです。
お品書き
- Stanley Welnat's Survival guide to Camp
- East 43rd street
- アメリカに行こう!(ラダー)
- The Amsterdum Connection
- Among the Hidden(Shadow Children)
- Dolphin Music
いつものように軽度のネタバレ注意です。
Stanley Welnat's Survival guide to Camp
- YL 4.5 / 14555語
Holes関係のお話。主人公くんによるキャンプ地で生きていくためのガイドみたいなものです。タイトルまんまですね(笑)
ほぼ物語的な要素はないです。本当にサバイバルガイド。寝る前の注意とかサソリに気をつけろ!という内容。そんな凝った伏線があるわけでもないし、長いわけでもないので本家Holesより数段簡単です。会話も少ないし楽。
Holesにハマったらどうぞ、というところでしょうか。ただしYL4.5は低すぎると思います。YL5.0前後に感じました。
East 43rd street
- YL 5.5 / 22722語
恒例の探偵ものです。YL5.5らしいですがそんなに高くないです。間違いなく上のHoles本より楽。YL4.5ぐらいじゃないかと。
とはいえこれまでの探偵ものと比べるとなかなか込み入った話でした。語彙制限本にしては長めなのもあり、慣れてないとつらいと思います。やや会話表現が多いと思いましたが、英語の本を読むのに慣れさえしてればさして苦労はしないかと。
話も複雑化して先が読みづらくなっており、結構面白かったのでオススメです。
これ考えると、YL3であこまでやった The Ring は本当にすごい
アメリカに行こう
- YL 3.5 / 20080語
正式名称は、「アメリカに行こう Get to Know the USA Vol.1: Enjoy Your Visit」です。
すごいオススメ
アメリカの文化について日本と比較しながら解説してある本なので、非常に面白いです。多読の初期に読んでおくと文化的背景やアメリカ学校の年間スケジュールが把握できて非常にいいと思います。
また、実際に旅行するというときでも役に立つと思います。
著者が日本人で、文法的にもきっちりしてる都合で読みやすい。YL3.5 は高すぎで YL3.0 付近ではないかと。物語系と違って知らない語彙も推測しやすいのでサクサク読めます。
The Amsterdum Connection
- YL 4.8 / 17453語
再び探偵もの。主人公は探偵ではなく新聞記者ですが、やってることは似たようなものなので(笑)
East43rd 同様、YL3系の本と比べると話が凝ったものになってて面白いです。思ったより犯人があっさりしてましたが(もう一捻りあると深読みしすぎてた)
East43rdよりはちょっと難しく感じました。
Among the Hidden
- YL 4.5 / 32000語
全7巻からなる Shadow Childrenシリーズの一冊目です。以前読んで半分ぐらいでリタイアしたのでリトライしました。
ラストのほうがすっごい面白い。ハラハラします。が、それまでが長い...面白くなるのが半分以降、前回リタイアしたあとからが面白くなります。
そしてめっちゃいいところでお話が終わります(笑)。2巻目にいくしかないのか...
が、YL低すぎ。3万語オーバーですし、意味をつかめない会話表現も多かったです。Holes相当(YL5.5)はあると思います。
ちなみに Lexile指数800。Holesが660。YL4.5はどうみてもおかしい。
Dolphin Music
- YL 4.9 / 23256語
タイトル詐欺 (笑)。いかにも美しい自然の話っぽそうですが全然違います。
すべてが「管理者」によって監視/統治されており幸せに暮らしている世界のお話。アメリカさん、こういうの好きよね、ほんと。
思ったよりアクション物でした。序盤はサスペンスっぽい印象だったのですが、中盤以降は完全にアクション映画のノリですね。列車にのって爆弾しかけたりとか、そういう描写主体になります。
さすがにケンブリッジLevel6ということもあり、今までの語彙制限本より明らかに一個難しかったです。とくに文法面が。高校文法が頻出した印象で、2度読みしないと意味がとれない場所がよくありました。
とはいえこれが Among the Hidden より難しいってことはない。ちゃんと高校文法やってれば困りはしないと思います。YL4.5ぐらいの印象でしょうか
まとめ
そんなわけで今月は 約12万語 になりました。おそらく過去最速ペースです。
そしてこれで累計86万語。3月のTOEICまでには100万語いけるかな?
また、Dolphin Music で「低YLは文法面の制限もある」というのを実感しました。10ヶ月の人のとおりです。
「ハリポタの原著よみたい!」系の動機だと低YL本でしっかりNative表現を掴んだほうがいいでしょうが、自分のようなビジネス英語主体の場合はなるはやでYLを上げて「凝った文型を早く読む / 一発で精読できる」訓練を積んだほうがいい気がします。
そんなわけでしばらくは「キリン読み」主体でいこうと思います。YL5付近中心に攻める予定です。
他のお勉強
多読だけしてるんじゃないですよ、ということをアピールするため他の進捗もかきます(笑) 。仕事上の多忙で勉強できなかった8~10月からのリハビリもほぼ終了。勉強時間が以前相当にもどってきました(徐々に戻したというほうが正しい)
上にあるものが優先度高、下が優先度低です。
- 単語
- Ankiの都合で一日たりともサボれないので現在のメイン。1日40分
- SVL3 の8000語までをAnkiにInputしほぼ消化完了。
- 9000語までのフェイズに突入。終わるのは3月20日頃でしょうか
- 瞬間英作文
- 前回の記事どおり 反訳トレーニング を進めており、2周目の中盤。
- 意外とCDが聞き取れないことが判明(この話者さんと相性わるい)
- このため2周目から音読(1.2倍速、20回程度)を追加
- 1日40分ほど
- 音読
- Core1900後半の会話ダイアログ でリスニング練習+音読
- 1文ごと1.5倍速でディクテーション+その後1.2倍速で音読練習。
- 1日1トラック。20分ほど
- 前述の「反訳」でも音読してます
- 発音
- 最近発音が気になり始め再開
- 英語耳 を1トラック20回 x 2トラック/日。15分ほど
- 多読
- 原則として上の4つが優先。このため平日は30分ぐらいがリミット
- 逆に時間のある休日はメインの勉強。用事次第ですが、2時間~
- お昼休み
- 晴れてたら会社のお昼休み中にウォーキングしながらなにかしてます
- 内容は気分次第。すでに終えた教材限定
- Core1900のシャドウイング、シャッフル英作文、みるみるリピーティングなど。
- およそ20分/日。天気次第
と盛りだくさんで分散気味。集中がいいのか分散がいいのかよくわかりません。
しかし「反訳」、本当にスピーカーさんと相性わるいです。ストリーミング放送でも最初のダイアログは全然聞き取れないのに、その後の講師ハンナさんの発音だと一発でわかるとかザラですからね...TOEICのことも考えるといろんな人の発音に慣れておかないと。