プログラマ英語学習日記

プログラミングと英語学習のまとめなど

2月多読レビュー

表題どおり恒例の2月多読レビューです。

お品書き

  • Billionaire Boy(先月)
  • Among the Impostors
  • All I Want
  • The Culture Map
  • Holes (再読)
  • The Sugar Glinder

いつもどおり軽度のネタバレ注意です。

今まで多読王国のYLかいてましたが、 ぶれが激しすぎる ので主観YLにしてます。 ケンブリッジの各レベルが対応してる、と思ってもらえると(SSSにならい、Holesが6.5扱い)

Billionaire Boy

YL 5.2 / 40317語

いきなりですが今月じゃありません。年末年始に読んだのですが書き忘れてました。自分の多読リストからも漏れててKindleにあったから思い出しました。

トイレットペーパーで大稼ぎした超お金持ちの子(いじめられっ子)のお話。お金で買えない友情がほしい、といういかにもなお話です。   あとは想像どおりに進むと思います。多読王国だとYL4クラスだったので買いましたが、この手のキレイな話はあまり好きでないのでどうしてもね...

文章はそんなに難しくなく。ちょっと長いですがYL5クラスが読めればなんとかなると思います。


Among the Impostors

YL 7.0 / 35571語

先月読んだ Among the Hidden の続編です。
一巻目で導入がすんで、二巻目がスクールライフというまるで日本のアニメかラノベのようでした(笑)

相変わらず前半が重苦しい。つらい。多少いじめ描写がある Billionaire や Holes と違い、割とガチめの上下関係いじめが前半ずっと続いてちょっと読みづらい。
が、 再び後半は怒涛の展開。一気に話が進みます&主人公が別人になる。

今回は比較的キリいいところで終わりました。現に3巻は主人公交代らしいですし。
面白いことは面白いんですが、前半の重苦しさがどうしても読むのを遅らせてしまいます。この辺がもちょっとどうにかなるなら躊躇せず続きを読むのですが...

そして 相変わらず難しい。多読王国のYL4.5は信じないほうがベター。前作でもHolesより上に感じましたが、今回はさらに上に感じました。


All I Want

YL 4.7 / 24318語

Amongがつらかったので簡単目にしたかった&雰囲気が明るいものにしたくて珍しくラブコメいきました。

30歳の誕生日を迎えた惚れっぽくて間抜けな女性のお話。採用面接であった人に一目惚れしていろいろ動くお話です。

本当にコメディだった...今まで読んだ中で一番笑えました。とにかく主人公がアホというかなんというか。思考回路が女子中高生(笑)
文章もそんなに難しくないです。ケンブリッジ同レベルの推理モノより確実に簡単だと思います。

重いものを読み続けた後の気分転換にはちょうど良かったです。


The Culture Map

YL 7.0 / 59595語

いきなり実用書です。多読王国でYL5.5と低めだったので買いました。もとから小説系より実用書のほうが好きというのもあります。

サンプル読んで「めっちゃ面白い」。今までで一番面白く感じました。語彙も文法も今までで最強でしたが内容が比較的想像しやすいのでなんとかなりました。
本当に文章が長いんですよね。長くて構文解析が難しく、何度か「精読モード」に入りました。このため非常に読みが遅かったです。

でも面白かった。国ごとの仕事に関する文化の差が書いてあるのですが、日本人面白すぎる(笑) 近いと思ってた韓国/中国が結構遠いことに驚き。中国半分/ドイツ半分というところか。比較対象にベトナムがあったら一番近かったかも。
この文化に関する8つの指標、国だけでなく会社/個人でも使えそうですね。いい勉強になりました。

問題として、読み切るため他の勉強が多少犠牲になってます。面白いから読みたかったというのもあります。こんなのは初めてで「これが多読の面白さか」と初めて感じました。


Holes (再読)

YL 6.5 / 46938語

前に読んだのですが、時間かけてゆっくり読んだせいで全然伏線がわからなかったので再読してみました。

二回目で大雑把なあらすじぐらいは把握してたので、今回はしっかり伏線を理解できました!「あぁ、ここでつながるのか!」と面白かったです。評判は伊達でない

そして何より前回と大幅に違ったのが 読む期間。前回が2ヶ月もかけたのに対し、今回は3日 です。金曜+土日の5-6時間ぐらいで一気に読みました。
一個前が実用書だったのもあり、すごい文章が簡単に感じる...こんなに変わるとは...

4万語オーバーですが、二度目というのもあり自分の多読リストでは語数半分でカウントしてます。


The Sugar Glinder

YL 5.0 / 22922語

3連休中に100万語に到達したく無理やり読みました。2万語ぐらいでそこまで難しくないやつをチョイス。(が、Billionaire をカウントし忘れてたので実はもう超えてました)

明らかに怪しいが儲かる仕事を受けた飛行機パイロットが、当然のように危険にまきこまれる話です(笑)。
個人的にはちょっと合いませんでした。登場人物の行動に感情移入できなかったといいますかなにかがしっくりこず。かなり理解度低いまま強引にスピードを上げて読み進めました。


まとめ

ついに 100万語突破 しました。まさかBillionaireBoy記入漏れで、SugarGliderなしでも超えてたとは...とはいえ100万語でも特に変化はないですね。変化が大きかったのは5万語付近と、20~30万語付近な気がします。

しかしCultureMapで一気に多読にハマってしまいました。正直今まで「面白い」と書いても、他よりは面白い程度で我慢しながら読んでました。

「25分タイマーセット、タイマーなるまでがんばるぞ!」という読み方でした。勉強と割り切って読んでたといっていいです。

それが今回は本当に面白く、他の勉強を犠牲にして強引に読み進めるとは...おかげて一気に語数が増えました。
Holesをもとの語数でカウントすると20万語ちかいですからね...まさか年末年始休暇のあった1月を超えるとは。

また、興味深い現象として最後の Sugar Glinder がすごく簡単/単調に感じました。
なんとなくですが、そろそろ語彙制限本を使うのは終わりなのだろうと思います。

Holes以外にもイマイチ楽しめなかった When You Reach Me も近いうちに再読したい。


ちなみに今日の夜から「Factfulness」をよみはじめています。再び実用書。まだサンプルの範囲ですが、面白いですね。やはり実用書は性に合う。
興味のあるジャンルに自分の語彙/多読レベルがあがってきたのだろうと思います。

ちなみに今回は初の 10万語オーバー です。今までの倍近いので自分としてもチャレンジです。3週間ぐらいかかるかもしれません。

また来月レビューできたら、と思います。
しかし高YLはお財布にやさしいのがいいですね、たすかります(笑)